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狩野親子とご対面

京都国立博物館からお里帰りの「狩野永徳親子の襖絵」を
凡そ、一か月前に予約して・・御大層なお話ですが

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予約した時
7月25日、午後3時半、この日が、一番直近の空きでして
暑いだろうな・・
お寺さんは、多分、冷房なんてもの設置されていないだろうし・・
しかし、ま~めったにお目にかかれる代物ではないのですから・・
並ばずに、すいすい拝観出来、鑑賞できるとあるのだから・・
2000円・・フム・・御寄付と思えば・・なんて
不謹慎な私ですが、なんたって・・珍しくも、古典絵画を鑑賞・・

場所は・・北は大徳寺境内、塔頭聚光院・・
あの、一休禅師、それからなんたって・・千利休の菩提寺です

曇天も手伝ってか、さほど暑さは気にならなく・・
昼下がりとあってか、それとも、ここまで観光客が押し寄せないのか
訳はどうあれ・・人通りが少なく
初めて踏み入る大徳寺の広大さと、松林が、市内の騒音を遮断している

流石に、予約制を取っているだけあって、観覧者の数が限られている
暫くあたりを散策、せみ時雨に身を任せ
京の禅寺に思いを馳せてみる
南禅寺、天龍寺、建仁寺、東福寺、妙心寺、そして大徳寺・・
私が知りえる臨済宗本山の名称ですが、京五山と言われるのに・・
あれ???とま!!疑問詞を残したまま・・聚光院へと足を入れる

決して広いとは言えないお庭を拝見して
案内人の説明を聞き、それぞれのお部屋を拝見
24歳の若さの大作に、感心しきり・・
いつもは、平面で保存されている襖絵が、収まるところに収まると
絵、そのものの物語が始まる(説明を聞き得て)感動しつつ観て回る

最後に、わびさび・・の茶室へ
千利休の好みに合わせた部屋のしつらい・
「お茶への集中」を意味する空間ですと言われれば、納得・・かな?

凡人の私には、雑念があまりにも多すぎて・・
しばし、静かな佇まいにも、いつの間にか・・ハンセイ・・(笑)

と言う・・夏の時間の過ごし方・・でした・・



by zakkkan | 2016-07-25 16:54 | 本日の行動