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以外にも身近な出来事

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夕べの雨が上がった今朝の気温、7度
この気温、3月並らしい
ウオーキングから帰宅すると、生温かなせいで、汗がこびりついていた
この時期に、この気温を素直に受け止められない(笑)

年が明けても、私の日常に変化はなし
1月の私は、全く、生きているのか?死んでいるのか?とただしたくなる(笑)
暗がりから見える風景と、気温を確認して始まる一日(笑)
今日は、少し暖かな日差しを受けて、私の秘密基地での
「思い出・・ボロボロ」を

震災の年からだから、そろそろ18年目になるのかな
彼(寅次郎)の居場所、高いところが特にお気に入りな猫だった
冷蔵庫、門扉、そして、必ず脱走していく場所は、坂の上のお宅の塀
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玄関先で拾い上げて、両目が開いたのは、凡そ1か月後
(親元で育たないので、何もかもが遅かった)
恐らく、彼の最初の出逢いは、人間様だった筈
なのに、数か月後の彼は、猫の本性をすべて備え持った姿へと

先ずは、脱走癖
小手先をうまく使って、扉という扉は、彼に掛かれば難なく開閉した
高所が特にお気に入り
箪笥の上、机上、そして、二階の出窓、一番のお気に入りは「冷蔵庫」(笑)
最後の最後まで、彼は、飛び上がる動作を止めなかった

あの日、暗がりの玄関で、私の帰宅を出迎えてくれた
そして、あの人懐っこい彼のなきごえを聴いたのが、あの日が最後だったかも
それから、一か月後、静かにこの世を去った

ふと、彼の姿が気になったのは、秋への歩みが進みだしたころ
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何時ものお気に入りの場所で、外の風景を見ながら居眠りの時間が多くなっていたのかも
脱走癖は、なりを潜めていたので、どこかで安心の飼い主でした
静かすぎる時間を、楽しんでいたのか、惜しんでいたのか
聴いてあげる事は出来なかった、飼い主でm(__)m
辛そうでも、苦しそうでも、なさそうだが、食欲が失せ始める
獣医の診察で
「18歳、年齢ですよ、多臓器が、衰えてますから、点滴は一時的、返って、彼を苦しめるだけですよ」
その言葉を受け止めるには、酷だったが、これ以上、出来る事がない事を知る
最後まで、自力で排出物をすべて出し切った翌日
身体を持ち上げる気力がなく、ただ、うつろな目で、私を眺めてくれた
最後に、一声だけ、彼のか細い声を耳にした瞬間、静かすぎる旅立ちだった

彼は、大事に育った一人っ子だったが
2番目に我が家の一員となった子が来てからは、すっかり独立心に目覚めたらしい
おまけに、結構面倒見のいい、兄貴分だった
あれよ、あれよと家族が増えると、次第に私達との距離を置くようになった

彼の言い分は、一度も確認した事も、聞いてみたこともなかったかも
それでも、彼の存在は「我が家では一番だったよ」ってあの日に知ったかも

猫なのに
はい・・猫なのに大好物は「アンパン」
猫ですよ
はい・・決して大食漢ではないのに、いつも餌は完食
短命
はい・・獣医は「大往生」だと言ってくれたのですが、我が家では一番短命でした

キジトラ・・
目はエメラルドグリーン、とってもきれいな目でした
彼の母親は、一度だけ、我が家を訪ねたと気がしています
母親は黒と茶色の曼荼羅模様
だから、彼はキジトラでも、お腹の部分に茶色が点在していました

どこにでも見かける「キジトラ」文様
時折、見かけるキジトラに「トラ・・」と声を掛けたくなる衝動
未だに、出てしまう(笑)
でも、トラほど、あのエメラルドグリーンに出逢わないよ・・(笑)

一昨年、と昨年、子猫に出遭う機会があった
そろそろ、また?子猫を飼ってみたくなる
でも、しかし・・もう、あの時の気持ちには・・ほど遠いかも

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by zakkkan | 2018-01-18 11:59 | 想いでボロボロ